事例Ⅲは「生産・技術」に関する助言をする試験です。
あせしの結果は59点のB判定でした。事例Ⅰ、Ⅱの貯金がⅢ、Ⅳをカバーしています。
中小企業診断士二次試験
得点開示きました!
241点!「240点でした!」という
ギリギリネタも使えず微妙な点だ。でも、合格は合格だ!
底辺からのスタートだけど
上に上がるのみ!![]()
— あせし@中小企業診断士2020合格 (@saboten012) March 11, 2021
試験問題はこちら
(中小企業診断協会HPより)
C社はデザインを伴うビル建築用金属製品
やモニュメント製品などのステンレス製品を受注・製作・据付する企業です。
第1問(配点 20 点)
C 社の⒜強みと⒝弱みを、それぞれ 40 字以内で述べよ。
●あせしの解答
(強み)
強みは熟練技能者による高度な溶接、研磨技術と設計から据付工事まで可能な一貫体制
(39文字)
(弱み)
納期遅延が頻発し、作業者間で技術力がバラつき、工程順序や工数見積もりに基準がない
(40文字)
コメント:与件文に書かれている内容をまとめましたが、
以降の問題の解答と整合性が取れるよう気をつけました。
第2問(配点 40 点)
C 社の大きな悩みとなっている納期遅延について、以下の設問に答えよ。
(設問 1 )
C 社の営業部門で生じている⒜問題点と⒝その対応策について、それぞれ 60 字
以内で述べよ。
●あせしの解答
(a)問題点
問題点は顧客とのやりとりが多く発生し、
制作前プロセスに時間を要して製作期間が十分確保できず、
納期遅延が発生する。
(56文字)
(b)その対策
対策は見積書の作成と同時に図面の作成を進行し、
顧客とのやり取りを進めることで
時間を短縮し、納期遅延解消を図る
(54文字)
コメント:問題点は与件分に書いてあるのでサラっと書けましたが
対策はうまくまとまらない解答になりました。
(設問 2 )
C 社の製造部門で生じている⒜問題点と⒝その対応策について、それぞれ 60 字
以内で述べよ。
●あせしの解答
(a)問題点
問題点は作業時間中のモノの移動に関する作業や
作業者間や営業担当との打ち合わせのための「不在」で
稼働率が低い
(53文字)
(b)その対策
対応策は①SLPによる場内レイアウトの見直し、
②工程順序や工数見積もりの標準化による打ち合わせ回数の削減
による稼働率の向上
(61文字)
第3問(配点 20 点)
C 社社長は、納期遅延対策として社内の IT 化を考えている。
C 社の IT 活用について、
中小企業診断士としてどのように助言するか、120 字以内で述べよ。
●あせしの解答
図面の情報、受注情報、生産計画、進捗管理の情報を
IT化により一元化し、
リアルタイムで情報共有が可能になり、
製販間や顧客との打合せ回数が削減でき、
納期遅延削減につながる。
(82文字)
コメント:ここは「3次元CADを導入して造形物の立体的なイメージを社内外で共有する」
ということが大きなポイントだったようで点数は低かった思います。
3次元CADが思いつくかどうかが分かれ道。
第4問(配点 20 点)
C 社社長は、付加価値の高いモニュメント製品事業の拡大を
戦略に位置付けている。モニュメント製品事業の充実、
拡大をどのように行うべきか、中小企業診断士として
120 字以内で助言せよ。
●あせしの解答
①強みである溶接、研磨技術をOJTにより教育し、作業者間の技術力の平準化を図る、
②営業部門の積極的な営業により受注を増やす。③営業部門の強化を図る。
(75文字)
コメント:建屋の制限で高さ7mを超える造形物は受注できないので
建屋の拡大により高さ制限をなくすことがポイントのようです。
そこの記述はしていません、本番中にその案も浮かんだのですが
建屋を拡大となると投資額が大きくなるかなと思ってやめました…。
さいごに

