中小企業診断士

中小企業診断士の収入を左右する報酬額について

じょうじ
じょうじ
中小企業診断士の資格取るとぶっちゃけ儲かるの?
あせし
あせし
診断士のコンサル活動の報酬って気になるよね?
じょうじ
じょうじ
勉強時間は平均1000時間、合格率約4%の狭き門で、
独占業務無いし、コスパはどうなんか?
あせし
あせし
今回は2021年5月に中小企業診断士協会より発表された
アンケート結果から診断士の報酬を紹介するよ。

この記事のまとめ

●1日当たりの報酬は
  約¥40,000(公的業務メイン)、約¥95,000(民間業務メイン)
●民間業務メインが公的業務メインより2倍以上の報酬額
●執筆業務は約¥7,000/400文字

1-1.今回の引用データ「中小企業診断士活動状況アンケート」のついて

今回紹介する中小企業診断士の報酬額は
令和3年5月に中小企業診断協会から発表された
「中小企業診断士活動状況アンケート調査」の内容を引用しています。

アンケートの調査方法は以下の通り。

調査対象:会員中小企業診断士10,846名
調査方法:調査票郵送及び会員専用マイページ上におけるWeb
調査実施:令和2 年11月
回答数:1,892名(回答率17.4%)

 

1-2.報酬額の詳細

それでは報酬額について

問24.あなたの現在のコンサルティング報酬はいくらですか。

平均と最高額を千円単位でそれぞれご記入ください。

 

今回のアンケートでは業務の種類は下記の通りに分けられています。

・診断業務
・経営支援業務
・調査研究業務
・講演・教育訓練業務
・執筆業務
・その他

また、公的業務と民間業務で報酬額が分かれており

それぞれの業務の1日当たりの報酬額の平均値は以下の表のとおりです。

公的業務メイン 民間業務メイン
診断業務 ¥37,700 ¥98,300
経営支援業務 ¥37,500 ¥112,500
調査研究業務 ¥53,600 ¥89,700
講演・教育訓練業務 ¥48,100 ¥119,000
その他 ¥29,500 ¥61,000
全体の平均 ¥41,280 ¥96,100
執筆業務 ¥7,800/400字 ¥6,400/400字

※コンサルティング業務日数の合計が「100日以上」と回答した方を対象。
※ 経営相談は,内容により「1 .診断業務」「2 .経営支援業務」の
いずれかに含めてください。
※ 診断業務は,ヒアリングを行い,現状を把握し,
問題点の指摘や経営改善のアドバイス(必要に応じ,報告書の作成)を行う業務,
経営支援業務は,経営に関するアドバイス全般です。

また最高額は下図の通りとなっています。

公的業務メイン 民間業務メイン
診断業務 ¥57,600 ¥118,000
経営支援業務 ¥79,900 ¥144,800
調査研究業務 ¥80,400 ¥101,800
講演・教育訓練業務 ¥80,500 ¥181,100
その他 \40,800 ¥95,400
全体の平均 ¥67,840 ¥128,220
執筆業務 ¥12,600/400字 ¥12,600/400字

*コンサルティング業務日数の合計が「100日以上」と回答した方を対象。

1-3.公的と民間で大きな差

「上記のうち,問20で「公的業務がかなり高い」と回答した方と
「民間業務がかなり」と回答した方では,平均・最高額ともに,金額にかなりの開きがみられる。なお,前回調査(2016年)と比較すると,金額はやや低下している。」

アンケートより

とあるように、
民間業務メインのコンサルの方が平均額で2倍以上稼いでいます。
執筆業務は、公的と民間で大きな差は無いようです。
最高額は民間の方が上限の伸びしろが大きいですね。

公的業務メインでは調査研究業務の報酬額が高くなっています。
民間業務メインでは講演・教育訓練業務が報酬額が高いです。

1-4.業務の日数

問19.あなたは昨年1 年間で,次のコンサルティング業務を何日行いましたか。おおよその日数をご記入ください。

平均日数
診断業務 40.7
経営支援業務 82.5
調査研究業務 28.2
講演・教育訓練業務 19.8
その他 51.8
執筆業務 20.0

各業務の日数×平均報酬額=年間報酬額 (執筆除く)と仮定して
ざっくり計算すると

公的業務メイン ¥8,620,000/年
民間業務メイン ¥21,327,600/年

民間業務メイン 経営支援業務だけで
¥112,500/日×82.5日=¥9,280,000
の報酬になっています。

じょうじ
じょうじ
民間業務の方が儲かるなー

あせし
あせし
ただこれはあくまでも報酬額=売上だからね。
仕事が大きくなればバックオフィスの人が必要になったり
人件費などの費用がかさんでくると思うよ。

1-4.まとめ

今回は中小企業診断士の報酬額を紹介しました。
民間と公的で報酬額が大きく差があり、興味深いものでした。
紹介したアンケートの数字を利用して年間の報酬額を想定できますし、
今後、独立を考える診断士の方の参考になればうれしいです。